サウンドハウス


*売れました*

Paul Reed Smith Guitars Custom22 Brazilian Limited 10Top U.S.A. made

ボディ:キルテッドメイプルトップ
/マホガニーバック

ネック:マホガニー
指板:ハカランダ
ナット:グラファイト?
ペグ:シャーラーロックペグ
ブリッジ:PRS トレモロ
FrontP.U:Dragon II Bass
RearP.U.:Dragon II Treble
コントロール:1V1T コイルタップ
塗装:ポリウレタン?
インレイ: ピンクハートアバロン

2003年製造

ワイドファットネック ナチュラルカラー    

デモ動画はこちら

デモ動画2

これはかなりいい感じのキルテッドメイプルですな。
キルテッドメイプルトップはオプションオーダー
ハカランダ指盤とピンクハートアバロンのバードインレイ
ヘッド付き板もハカランダ。 インレイはグリーンアバロン
ゴージャスなキルテッドメイプルとハカランダ指板
ネックとバックはマホガニー。1ピースボディだがやや板目かな。詰まり具合はいい感じ。ネックは柾目。
見る角度によって表情が変わる太くうねるキルテッドメイプル
通しナンバー&サイン入りバックプレート紛失。
ニッケルメッキカバーのドラゴンIIピックアップ
ハッキリクッキリの大きめのキルト
塗装に白濁が出てきてる。
ヘッド付き板とトラスロッドカバーもハカランダ。

シャーラー製ロックペグ。ペグボタンは金色。

ピンクアバロンのバードインレイもこのモデルの特徴の一つ。 ボデイ淵は薄いが中央にむかってアーチが盛り上がっていく。中央は割と厚みがある。

写真が適当すぎて奇麗に見えないのであとで入れ替える。
2014年11月:
いか〜ん!衝動買いしちゃったよ。たけぇ〜〜〜!
最近気がついたんだけど、どうやらギターそのものというかギターの形が好きなんだな。ベーシストなんだけども。
ベースも好きだが、ギターを眺めているのが好き。

PRSは以前から気になっていたんだけど、値段が高いのとギタリストじゃないので触る機会もなく。。。
何気なくネットサーフィンしてギターの写真を見ていたら、これを見つけてしまった。
まずPRSのHPにいっていろいろと調べたり動画見たりして研究。
なるほど。このギターは名前のとおり限定モデルだったのか。
Custom22、Custom24、マッカーティーの3機種でそれぞれ500本製造され、日本国内にはトータルで100本が入荷されたらしい。
このモデルの10Topキルテッドメイプルトップのオプションの発売当時(2003年)の定価は、、64万円??冷や汗が出る価格ですな。。。
2015年1月時点の円ドルレート換算すると80万前後?

Brazilian Limitedの名前のとおり、指盤とヘッド付き板がハカランダになっていて、それ以外はレギュラーモデルと同じなのかな?
ペグボタンがゴールド、ブリッジの駒もゴールドとなっていてコンビネーションカラーになっている。ピックアップエスカッションのネジとか細かいところも
ゴールトとシルバーのコンビネーションになっている。

塗装は、ウレタン系?なにしろすごく固い。カチカチです。少しくらい当たってもなんともない。塗装の厚みもあるみたい。完全防御って感じ?
2014年から新しい塗装技術に変わって薄い塗装になったらしいが、それ以前のは経年変化で塗装が白濁したりする。
それにしてもこんなにカチカチの厚めの塗装で鳴りはどうなのか??トレモロついているのでそういう鳴りなんだけども。。

木材はさすがに高価なギターだけあって良い木が使われていると思う。ハカランダも色が濃い。
ボディバックのマホガニーは柾目ではないが1枚板になっている。1ピースボディ。
見た目より重たい印象。
全体の造りも丁寧で奇麗にできている印象。出荷時セッティングも各モデルごとに厳密に決まっていて同じモデルなら同じ弾き心地になるよにセッティングされている。
この辺はPRSのHPで動画がいろいろ見られます。

ペグはロック式のシャーラー製。シャーラーペグ大好きです。
トレモロブリッジはPRSオリジナルで見た目はフェンダーのと似ているが、ロック式ペグとナットの材質も関係しているがこれはチューニングがとても安定している。

ピックアップはDragon II 。トーンノブのプルアッップでコイルタップとなる。
パッシヴピックアップなんだけどノイズがほとんどないな。最近のピックアップって凄いな。
PRSはレスポースとストラトの良いところ取りなどと言われる事もありますが、Custom22を弾いてみた感じだと、どっちにもなっていないというか、
弾いていても音がピンとこないというか、レスポールっぽいか?というと違うし、コイルタップでストラト風か?というとそれも違う。
では、同じPRSの他のモデルの音はどんな感じか?という事で20th Anniversary Custom24ハカランダ指盤のものと同じアンプセッテシングで弾き比べてみると、、、
Custom22とはピックアップが違うが、Custom24は音が全体的に固い。コイルタップにすると、、、おや?フロントもリアもストラトっぽいぞ?

で、このBrazilianは、コイルタップでもストラトっぽくない。けど、とりあえず何かシングルコイル??という音。
微妙だ。ハムバッキング時もレスポール風でもなく微妙。どういう事なんだ?? いい音なんだけど。
フロントピックアップは艶っぽくいい感じ。リアピックアップは、まぁ、固い音だな〜。クリーントーンだとそれほど強いキャラクターではない印象。
PRSのHPでDragon IIや他のピックアップの音を聴く事ができるんだけど、違いがあまり感じられないのは気のせいかな・・う〜ん。
歪ませると、どれも同じ感じというか、そうか!この音なら聴き覚えがあるぞ。 レスポールでもストラトでも無い歪んだ音色!
よし!レスポールとストラトを買おう!
ふぅ〜〜〜。深呼吸して落ち着こう。レスポールでもストラトでもリッケンバッカーでもなく、クリーントーンだと個性が解りにくい音色だが、歪ませると聞き覚えのある音色。
そういう意味では B.C.Richも同じような分類になるのかも。ソリッドボディーのハムバッキングピックアッップの音色といいますか。

個性が見つけにくいが、これは実は悪くはないと思える。音色に引っ張られないからどんなジャンルでも試せる。
ノイズも全然出ないしエフェクターのかかり具合もかなりいいのが特徴かも。
細かいところの精度とか全体の完成度は非常に高い。
音色もダメじゃない。というか音はとても良い。個性は強くないというか、洗練されすぎて泥臭さみたいな癖が全くないのですよ。
フェンダーやギブソンのような長い歴史のあるメーカーじゃないから個性はこれから作られていくんだと思う。
造りの完成度の高さと洗練された新しい音色のギター。

2.2.2015
音色について。
クリーンとブギーアンプ系の強めの歪みだとピッキングニュアンスもかなり拾えていて反応が良い。
クランチ系の音だと、、アンプのセッティングが難しいな。
やはりレスポールよりフロントピックアップの音は軽いというか低音控えめ。高音域の抜けは良い。
リアピックアップは固めの音色だが低音もしっかり出ている。高音域の伸びも気持ちいい。
全体的にパリっとした音色かな?表現が難しい。ダークな印象は無く、ブライトな印象。
ネックの握りがローポジションからハイポジションまで同じ様な感じで弾きやすいかも。

9.23.2015
PRSってナチュラルのブツは少ないんだな。フレイムやキルトに濃いめの色を着けると模様がよりハッキリする。
色の濃いめのモデルが多いのはそういう理由もある。
10Topとなっているのに木目がたいした事無いブツもかなり多い。
PRSでは色を塗る前の材の状態で10Topかどうか分けているのだが、全然3Dっぽくない単なるスジトラ杢のギターも多いな。なかなか上手く行かないようだな。
本機はナチュラル仕上げと言う事でキルト模様もクッキリ。これはプライベートストックと変わらないレベル。
木目命ならPRSはナチュラルを買おう!





サウンドハウス


戻る