サウンドハウス

*売ろうかな・・*
希望価格 15万5千円
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Tobias Growler5 1998〜1999年?製造

ボディ:スワンプアッシュ2ピース
ネック:メイプル/パープルハート3P
34インチスケール。
デュアルトラスロッド
指板:ウエンジ
ナット:ボーン
ペグ:Grover
ブリッジ:Gotoh?
プレートはアルミ製と思われる。
P.U:バルトリーニ・カスタムワインド
RearP.U.:バルトリーニ・クワッドコイル

コントロール: ボリューム、バランサー、
フロントPUトレブル&ベース、
リアPUトレブル&ベース 、
Midフリケンシースイッチ
(フロントPU & リアPU) 、
NTBTを2基搭載


塗装:オイルフィニッシュ
インレイ:無し
NeckShape: Tobias非対称ネック
サイドインレイ:白い樹脂
カラー:ナチュラル・フィニッシュ



Growler Bassの音はこんな感じです。
その1 この人のは指板がパーフェローっぽいですが、音色はほぼ同じ。
その2 この人のは4弦ですが、演奏中にスイッチ切り替えて音色を代えているのが解ります。
その3 この人の音色が素の状態っぽいです。
その4 この人の音色はフロントピックアップの音色と思います。



オリジナルのTobiasベースより上の角が長い。
ストラップ時のバランスも良くかっこいいデザイン。

ボルトオンネック。柾目ネックにフレイムが出ている。
センターはパープルハート。

漂白後のボディ。色気が無くなって流木みたい。。
この後、奇麗にアンバー色を入れてグロスフィニッシュの予定。

クアッドコイルピックアップ用にNTBTが2個入っている。キャビティ内部は銅テープでシールド処理されている。
9V電池2個入り。電池格納場所がザクリでできている。

ボディは蜜蝋を塗り込んでオイルフィニッシュにした。
元の薄汚れたテーブルみたいな色から少し奇麗になった。

ボディ裏も元よりは大分奇麗になった。
スワンプアッシュボディ。

ウエンジ指板。ネックポケットの加工精度はもの凄く高い。ピッタリだ。
ロッドカバーをココボロにしてみた。
キャビティプレートもココボロに変更。
奇麗な柾目メイプルネックに虎杢。さすがGibsonナッシュビル工場製だ。良い材が使われている。
ラッカー塗装にしてみた。

グローバーペグ。

厚めに貼られたウエンジ指板で固太いトーンキャラクター。

Jun.19.2015
シリアルナンバーから推測すると1998〜1999年頃にGibsonのナッシュビル工場で製造されたと思われるベース。
2000年代に入ってからはレギュラーでは生産されておらず、現在、Gibson Tobiasベースは全モデルでファクトリーリミテッドラン(限定生産)となっており、
新品での入手はタイミングによっては非常に困難になっています。
Tobiasベースの製造はナッシュビル工場からアーカンソー州コンウェイになっている。他メーカーに製造丸投げしたのかな??
Gibson社が買収したクレイマーやスタインバーガーギターも限定生産となっているみたいでやはり入手困難。会社買い取ったなら少数でもいいから
継続して生産して欲しいんだがぁぁぁ〜!

Growlerはツルツルピカピカの塗装されたモノとオイルフィニッシュの2種類の仕上げがあり、本機はボディもネックもオイルフィニッシュの為、汚れが着きやすい。
年式を考えるとキズらしいキズもなくネックも真っ直ぐでとても良いコンディション。
鳴りもなかなか良い。やはりこのボディの形がいいのかな??
GrowlerはKillerBと共に以前から気になっていたモデルで、オリジナルTobiasベースと少しだけボディデザインが違うがパッと見た感じは同じ印象だ。
どこが違うかというとツノの長さというか、ボディに食い込んでいるフレット数が違っていて、結果ツノが長くなっている。

オリジナルTobiasとほぼ同じデザインの小さ目スワンプアッシュボディでとても軽量なのも特徴。最初に持った時に『おやっ?』と思うほど軽かった。
ネックは柾目のフレイムメイプル、パープルハート・センターの3ピース。控えめなフレイムではあるが柾目材を使用でなかなかいいよ、Gibson製。
ピックアップとコントロールは見た目のシンプルさとは裏腹に、1ピックアップに見えるがこの内部はハムバッカー2個内臓で4コイルになっています。
不思議なんだけどPUバランサーでちゃんとフロント、リアの音が変化するんだよ。ハムバッカー2個入ってる訳だが並んでいる筈なのに音の変化が大きくて面白い。
さらに各ピックアップごとにNTBTとMidシフトスイッチもあってなかなか多彩な音造りができます。
ちなみに、ピックアップの見た目や取り付け位置はスティングレイの様に見えるが、スティングレイの様な音色は出ない。
近年のGrowlerはコントロールがオリジナルTobiasと同じに変更されています。NTBT2個よりNTMB1個のが当然コスト下がるからね。
まあ、音もミッドコントロールあった方が良いかもね。本機の様にPUそれぞれにミッドシフトスイッチが付いていても
スイッチした周波数に固定されるだけなので音が決まるまでは使い所が難しいかも知れない。

1ピックアップが微妙な位置に付いているので右手親指を置く場所がないので、、、フィンガーレストをつけた方が良さそうだな。。何かオシャレなやつを作りたい。
ベグはGroverが付いているのでこのままでいいや。
ブリッジの土台はアルミと思われる。シンプルな構造で見た目はなんかショボいが、響きは良いな。
弦高を限界まで下げてみた。1、2弦はこれ以上下がらないまで下げた。結果、1弦12Fで2ミリ以下に設定。
ネックが真っ直ぐなおかげでコマが下げらるならもっと弦高下げても平気っぽい。
3〜5弦もバズが出るギリギリまで下げてみた。所有している他2本のTobiasほどは弦高下げられなかったがかなり低くできた。
多分ネックの仕込み角度があと僅かにあればもっと下げられるだろう。

このモデルもTobias非対称ネックシェイプ。しかし、スルーネックのオリジナルTobiasとはネックの厚みも違うしシェイプも違う。
オリジナルTobiasはCシェイプを非対称に歪ませた感じで滑らかで薄い仕上げだが、GrowlerはDシェイプを歪ませた感じで
ネックの両サイドがやや真っ直ぐになっていて厚みもある。
オリジナルTobiasと比べるとだいぶ厚みのあるネックだが非対称シェイプのおかげで楽に弾ける。まぁ、オリジナルTobiasのネックはかなり薄いので
本機のネックが厚目という訳ではなく、平均的よりやや薄い感じかな?
ナット幅と12F幅はオリジナルTobiasより細い。Model-Tと同じくらいかな?
測ってきたが、本機のナット幅のが狭くで42ミリ程度、12Fは63ミリ程度かな?Model-Tはナット幅45ミリ、12Fは60ミリ程度。
ネック幅はだいたい同じでネック厚みはModel-Tの方がかなり薄くなっている。
トラスロッドも2本入っていてオリジナルTobiasと同じ構造。

ボディは軽量なスワンプアッシュで指の腹でコンコンと叩くと綺麗に良く響く。
ネックと同じくオイルフィニッシュなので弾いた後に綺麗に乾拭きしておかないと汚れが染み込んでしまう。
汚くなるのはイヤなのでネックもボディも全塗装するかな。


Jul.23.2015
木材専用の漂白剤が売っていたので買ってみた。ベースをバラバラにして漂白してみようと思う。
木の導管に入り込んだ汚れが少しでも落とせれば良いかな。奇麗になってからボディ全塗装とネック裏だけクリア塗装にする予定。
購入時からボリュームポットが不調でボリュームゼロにできたりできなかったり。。初期不良なのでパーツ交換してもらおう。
楽器屋にわざわざ持っていくのいやだな。重たいし。

 

Aug.27.2015
ネック裏とボディを漂白してみた。かなり白くなった。しみ込んでいた汚れはたいだい奇麗になったかな。
クリア塗装をするまではこのベースを弾き込む訳にはいかないな。また汚れたら面倒だし。

ミッドフリケンシースイッチの周波数をトリムで調整できるので弄ってみた。が、結局出荷時とほぼ同じ設定に落ち着いた。

Growlerのシリアルって本家Tobiasベースと連番になってるのかな?情報がなくて解らんが、、Growlerの5000番以下のシリアル、見た事ないんだが。。あるのかな?
本家Tobiasベースとシリアルが通し番号になっていないとすると、このベースの年代も解らなくなってくる。
ただ、97年モデルというものが7000番台だったから95年前後だとは思うが。
90年頃の製造のModel-T(アメリカのペデュラ製)とStanderd(日本の名古屋製)はそれぞれ別のシリアルが振られていた。
それと、ヘットの付き板があるものと、このベースのように白蝶貝のインレイが入れてあるのと2種類存在していて、近年のGrowlerは全部付き板ありでロゴはシルク印刷になってコストダウンされているが、
このベースのシリアルの200本あとのものは付き板になっていて、これ以降に付き板に変わったのかと思っていたが、このベースより若いシリアルのもので付き板のヤツが存在していた。
製造ロットによって付き板とインレイのがあったのかな??
KillerBは最初から付き板にシルク印刷のインレイで、ネックの材の合わせ方もちがっていた。
2000年代のモデルはボディのスワンプアッシュが2Pではなく3Pになっており、木目が目立つスワンプアッシュでナチュラルカラーだと酷い事になっている。
いくらなんでも3Pは無しにしようぜ。2Pに戻そう。木目が変だし。。。
現在、Growlerは(TobiasBass全機種も?)ナッシュビル工場では製造していないらしい。
すでにGIbsonではTobiasBassはレギュラーでは生産しておらず、限定生産になっている様子。スルーネックモデルはナッシュビルで造ってくれるのか??謎だ。
最近はエピフォンブランドで激安なTobyBassを売っている。。まぁ、入門用には激安だし、とてもいいとは思うが、、しかし、アレをTobiasと名乗らせないで欲しいんだが。。Tobyか。。。う〜ん。。
以前あった韓国製のTobyProは良かったんだけどな〜。

TobiasBass、現在はMTDがあるので過去のモデルになっていて人気はあまり無いのかな〜?Gibson製のヤツも凄くいいんだけどな〜。

Sep.11.2015
Gibsonのサイトを見ていたらGrowlerは2009年5月に350本限定生産してから生産していない。。という訳で現在は生産中止状態。(休止かな?)
ギブソンはもう製造する気が無くなったのか!ボルトオンだけどとても良いベースなんだが。。。
この2009年モデルはボディが3ピースに変更、プリアンプもNTMBに変更。ヘッドには白蝶貝のインレイではなく、付き板を張ってロゴはシルク印刷に。
指板もローズウッドと表記がある。ずいぶんとコストダウンしましたな。。せっかくの名器なのに。。

コストのかかるTobiasBassはギブソンとしては造りたくないのではないかな。。自社のレスポールベースも生産中止にしてるくらいだし。
高価なエキゾチックウッドを使い、手間のかかるTobiasや、レスポールベースは利益が薄いんだろうな。。

オイルフィニッシュは汚れるからキライ!という事で、ただ今ベースのボディを漂白して奇麗にしている途中です。パーツ、ネックも外してバラバラ状態。
ネック裏の黒ずみは無くなったが一緒にパープルハート材の色も漂白されて紫から茶色になった。経年変化で茶色になって行くものなので問題はない。
ボディはもう少し奇麗にしたいな。
最終的にはクリア塗装をネック裏とボディ全体に施して完成の予定。

Jun.20.2016
ネック裏をラッカー塗装に、ボディは漂白後に蜜蝋を塗り込んでオイルフィニッシュに、
キャビティプレートとトラスロドカバーをココボロに変更。


サウンドハウス


 

 

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