サウンドハウス

* Not for sale!! *

Michael Tobias Design Grendel4  1994年??
ボディ:フレイムメイプル・トップ
チューリップウッド・バック
ネック:ハードロックメイプル
34インチ
指板:ウエンジ
ナット:グラファイト
ペグ:シャーラーM4
ブリッジ:Hipshot B style
アルミ製

FrontP.U:バルトリーニ
9J-S1
Dual Inline Hum-canceling

RearP.U.:バルトリーニ
9J-L1
Dual Inline Hum-canceling
コントロール:NTMB
+ Midシフトスイッチ3P
塗装:ポリウレタン?
インレイ:無し

ネックシェイプ:非対称シェイプ




   

レアなGrendel 4 の初期型。チェコ製と思われる個体。シリアルが見当たらない謎の個体。



オレンジというか、みかん色。アンバーなのかな?
控えめなフレイムメイプルトップ&ポプラバック。
それにしても可愛い色だな。ボディは半つや消し塗装。ネックは艶あり塗装。
奇麗な柾目のウエンジ指板

フロントピックアップとトラスロットカバー。
トラスロッドカバーとキャビティカバーは黒のツヤ消し仕上げになっている。お洒落だ。

リアピックアップとHipshot B styleブリッジ。USA製と同じ物。
このブリッジはTobias氏がお気に入りの物。A styleよりシンプルなB Styleの音色が好きと言っていた。
ボリューム、バランサー、トレブルとベースはスタックノブ。それと、3Pのミッドフリケンシースイッチ。

ジョイント部分。写真では解りにくいがRoscoeなどの高級機に見られるネック側のカーブ処理がされている。


下のツノとジョイント。ツノの先端は平にカットされたMTDベースのデザインになっている。
ネックポケットもピッタリに加工されている。

アッパーホーンの先端も平にカット。このデザインはTobiasバーバンク期も似たようなカットだが、バーバンクは下の角は丸くなっている。
Gibsonナッシュビル製造の物はバーバンクより下の角は細くなっているが先は丸い。
ついてに、バーバンク期のModel-Tは両方の角がヘラの様に薄く仕上げられている。ペデュラ製ね。

ネックポケットはピッタリ。ピチピチに造ってある。

ヘッドにはGrendel by Michael Tobias Designとなっている珍しい初期型だ。付き板もウエンジ。


キャビティ内部と蓋の裏も銅箔で丁寧にシールドされている。ハンドメイド高級機によく見られる加工。
NTMBとミッドフリケンシーユニット2個、ゲイントリムが見えている。
電池ボックスはワンタッチ式のものが別に造られている。

本機の後期バージョンにあたる、ヘッドに丸いMTDロゴマークが入ったものは
ヘッド裏に Hand crafted in the Czech Republic for の後にサイン、その下に7ケタの数字
アルファベット1文字からなるシリアルナンバーがスタンプされているのだが本機には何も書いていない。
キャビティ内にもシリアルが見当たらず、、あと見てない所はネックポケットか、、。弦交換する時にネック外してみるかな。。めんどくせー。。
シャーラM4ペグ。

角度のあるヘッドと大きめのボリュート。
グラファイトナット&ゼロフレット。






Jun.7.2016
Grendel 4 by Michael Tobias Design ヘッドにMTDロゴマークが入る前のごく初期の物。珍しいものが入手できた。
チェコ製ハンドメイドの物と思われる。とても丁寧で良い作りになっています。
ブランドネームがMTDになる前のEclipseだったら50本しか生産されてないので激レアだったんだが、
これもMTDにブランド名が決まってロゴマークが決まる前のごく初期モノということで本数の少ないレア物である。
ヘッドにMTDロゴマークの入った後期モデルは何度かネットで見た事あったが、
Grendelと大きく入っているのは見た事がなかった。
Beastっていうモデルもあったみたい。パッシヴだったようだ。仕様はGrendelと同じみたいだな。
このベースは後に発売される韓国製シリーズとは材
のクオリティやパーツが全く違っていて、
USA本家の物と同等のパーツ構成になっている。ブリッジは現在のUSA MTDで採用されている物と同じですね。
韓国製モデルの出来が悪いという事では無く、チェコ製はUSA製にだいぶ近いクオリティになっているという事です。
GrendelとBeastは韓国製MTDのSaratogaが製造されることにより、生産が終了しました。
韓国製のは今でも探せば入手できるので機会があったら触ってみたい。MM一発のピックガード付きのがいいな。

Grendelの作りはとても丁寧で、ヘッド付き板と指板が綺麗な柾目のウエンジ、ネックはハードロックメイプル、
ボディトップはフレイムメイプル、バックはチューリップウッド(ポプラ)。
この個体、シリアルナンバーが見当たらない。ネックポケットにあるのかな?弦交換するときに外してみてみるか。。
ネックのメイプルは相当硬いぞ。寝かせて弦を弾いてヘッドから持ち上げても音程が下がらない!
音はね、いい感じなんすよ。まぁJB風の音なんだけどね。
アルダーのJBに似ているかな。
ネックの厚みはちゃんとあるんだが、非対称シェイプのおかげで非常に弾きやすい。
ネックはツヤ塗装。ボディはマット仕上げ。
ボディはとても軽い。軽めのピチカートでもちゃんと鳴る。
これは即戦力というか、どんな現場でも全く問題なくこなせるベース。
チェコ製MTD、すばらいしいな。

Jun.10.2016
ヘッドに丸いMTDロゴマークの付いた同モデルの写真を見つけたぞ。
ヘッド裏には Hand crafted in the Czech Republic for の後にサイン、その下に7ケタの数字
アルファベット1文字からなるシリアルナンバーがスタンプされている。
Grendelにはいくつかパーツ違いのモデルがある。これは製造時期の違いと思われる。

ピックアップがポールピースが見えているタイプや
ブリッジもHipshot B styleじゃないのが付いているものがある。
コントロール・ノブも形が違う。
俺のはGrowlerのノブと同じ物だ。

このベースのスラップ時のサウンドはプルした時にボリッ、ボキッ、バキッという破裂音っぽいアタック音が混ざる。
ネックとウエンジ指板が固いからかな?


Jun.30.2016
弦を外してネックも外してネックポケット内にシリアルが書いてあるか調べようとしたが、
ネックがピチピチに入っていて外れない。。ビクともしない。。
無理に外したらハマらなくなりそうなので断念。
弦を外したついでに弦交換。35インチ弦を張り終えてからふとメジャーで計ってみると、、
ナットから12フレットまで43センチ。ということは34インチではないか!
なんで35インチって思い込んでいたのか??高い弦を張っちゃったよ。まぁいいけど。
ついでにピックアップのコイルの位置を探ってみたらデュアル・インライン・コイルのタイプだった。
フロントが9J-S1、リアが9J-L1かな。多分。








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