サウンドハウス

 

Not for Sale!

Roscoe SKB3005 Custom

ボディTop:フレイムド・パープルハート&スパルテッドエッジ
ボディバック:アルダー
ネック:メイプル/パープルハート/チェリー/パープルハート/チェリー/パープルハート/メイプル7P
35インチスケール
マット・フィニッシュ
指板:真っ黒いエボニー
ナット:Graph-Tech社製グラファイト
ペグ:Gotoh
ブリッジ:HipShot タイプA
コマはブラス製
FrontP.U:バルトリーニ・カスタムワインド
RearP.U.:バルトリーニ・カスタムワインド
コントロール: バルトリーニ3バンドEQシステム+Midシフト
塗装:ウレタン系かな?
インレイ:スパルテッド・パープルハート
NeckShape: Cシェイプ
サイドインレイ:白い樹脂かな?
カラー:ナチュラル・グロスフィニッシュ


Tobiasに似たデザイン。かっこいいね。ボディ小さめだが35インチスケール。 フレイムド・パープルハートの色が写真だとうまく表現できていないな。
ダークチェリーに似ているが紫〜やや茶紫?っぽい色。経年変化で茶色になっていくらしい。ナチュラルで紫色というのも不思議ですね。エボニーも真っ黒で不思議だけど。


フレイム・パープルハートとスパルテッド・パープルハートを合わせたトップ材
着色したメイプルのフレイムに見えるがナチュラルでこの色。
フレイムとスパルテッド・パープルハートの合わせ部分 。
パープルハート、メイプル、スパルテッド・パープルハート、メイプル、パープルハートとなっている。
ボリューム、バランサー、ミッドはプッシュ/プルで周波数切り替え、トレブル/ベースはスタックノブ。

フレイム 、奇麗ですなぁ。
フレイム
HipShot A Typeブリッジとバルトリーニのカスタムワインドピクアップ。
ところでこの弦のボールエンドの色、違和感ありまくりですな。ダダリオの偽物というか、、なんだこれ?
アメリカの楽器店が新しく張って送ってきたのでパッケージ等がどうなっていたのか解らないが、
音は新しい弦の音なんだが、微妙にチューニングが合わず、というか、合うんだけど微妙にフレット音痴に。。
気持ち悪いのでいつも使っているダダリオに交換。弦の粗悪品恐るべし!
トラスロッドの穴。ロッドの両側にグラファイトのバーが仕込まれている。

ボディバックは真っ黒に塗装されている。 アルダー1枚板 。

コントロールキャビティのふたのネジ穴の1つがプリアンプのゲインコントロールになっている。
フタを開けずにゲイン調整が出来るようになっていて便利。
NTMBとミッドコントロールの四角いブツ。 Rのマーク。B.C.RichではなくRoscoe。ヘッドは小さい。グラファイトナット。
ヘッド裏のスタンプにはMade In U.S.A. とシリアルナンバー。ゴトーのペグ。 ジャックにはLプラグは使用できない。
トーンプレートの様に見える部分はデザイン的な物でアルダーバックの黒く塗ったところと同じ。
オシャレ感アップ。
ジョイント。ネックの付け根はボディのカーブに合わせて奇麗に加工してある。
変則4点留め。ボディとネックの間に僅かに隙間があるが許容範囲だな。ピッチリしすぎて割れるよりいいかな。 ネックのメイプルは柾目。少し濃い茶色の木はチェリー。
ホログラムの様な3D感のある奇麗なフレイム。 ネック付け根の穴も奇麗にカーブを描いて加工されている。トラスロッド調整はここから行う。
Pro Tec トラベルケース。Roscoe SKB専用。ぴったり。軽量で固くて丈夫そうなケース。 オプションオーダーの12F木製インレイ。ボディの真ん中の材と同じスパルテッド・パープルハートかな?
色がやや白っぽいが、、、違う木なのかな?
同封されていたお手紙によるとボディトップとヘッドストックの材と同じと書いてあった。
工房の動画を見ていたら手作業で時間かけてインレイを埋めていた。通常のインレイは白蝶貝かな。
   
   

2015.Jun.2.
アメリカからアラスカ経由(何で??)で到着。棺桶みたいなデカい箱で届いたのでRealDoll買ったんじゃないか?と疑われそうだよ。値段同じくらいだし。。
今まで10数本のベース、ギターをアメリカから買ったが、こんなにデカい箱に入ってきたのは驚きだった。送料も$375だとぉ〜??通常の2〜3倍くらいの値段。
カスタムオーダー品。紫色の謎ベース。。。新しいベースは何かワクワクしますな。
本機はカスタムグレードなのでPRSのギターのようなアーチドトップになっているんだよ。スタンダードモデルはフラットトップね。
ボディトップ材に激レアなフレイム・パープルハート(初めて見た!)にスパルテッド部分を合体。前から見るとスルーネック風デザイン。
オーダーフォームではこのフレイムド・パープルハートのトップ材はリストには無く通常選択できない。。。
漆黒のエボニー指板。$600〜オプション。。。なんと!エボニーがダントツで高額!さすが稀少材だ。パーフェローも好きだからパーフェロー(+$30安っ!)でもよかったんだけど、
やはり一番好きな指板材はエボニーという事で最上級の漆黒でよろしく。いあ、すっごい真っ黒で木目も全く見えず、、木なのか??と疑うほど詰まっている。ツルツルピカピカです。高額も納得の品質。
12Fのウッドインレイ$75オプション。。。 多分、パープルハートのスパルテッド部分かな?トップ材がパープルハートだし。でも、色が少し白っぽいな。何の木だろうか・・・。
強度的に意味があるのか解らない7Pネック。。。ボリュートが無いんだよ!このネック。大丈夫なのかな??なんか怖い。
目一杯高額なオプション満載のこのベース。ボディバックはアルダーなんだけども、
ベキベキ、バキバキに固い音なんだよ〜b
トップ材のパープルハートはとても固い木、指板のエボニーも激固い木。ピチカートしててもなんだかビンビン鳴る感じの固い音。
アタックが強く立ち上がりも速く、そしてサスティーンも長い。Modulusのベースにちょっと似ている。
オールメイプルのベースに少し似ている鳴りなのか、、う〜ん、少し違うんだなぁ。スラップ時だとメイプルはゴリゴリした感じだけど、これは、、
ズンズン。。ズビンって感じかな??
ネットを検索しまくって他のRoscoeベースの音をいくつか聴いてみたんだけど、そのどれとも全然似ていない。。
到着してすぐに小さなアンプに繋いで音を聴いてびっくり!良い意味で裏切られたというか、もう少し普通っぽい音と想像していたが、こいつは凄く個性的ではないか!楽しいぞ!
とりあえず生音で弾いていてもビンビン鳴るのでなんだか楽しくなるベース。
このべースは35インチスケールだがボディは小さくてTobiasに雰囲気がとても似ている。ストラップで立って弾いてもバランスも良い。
ただ、35インチなので3弦のペグまでちょっと遠いぞ。
ボディの上の角の位置が13FなのでTobiasと同じ。持った時のバランスもとても似ている。
RoscoeGuitarsの工房の動画をいくつも見て、3〜4人?でほぼ手作業で作っているのを見て、『ここ、いいかも!』と思った。
日本の楽器店でこのモデルではないけどLGってモデルを3本見比べたら、ボディトップの3Dの削り方がどれも違っていて、一応、型はあるんだけど、
手で削っていくうちに1本1本が微妙にラインが違って仕上がっているというのがまさにハンドメイドという感じで良いですな。
日本ではLGが人気なのかな?SKBよりボディの幅がもっと狭くて小さいんだが、、自分としてはSKBの小ささが限界っぽいかも。これ以上ボディ小さいと右肘の置き場がぁ〜。。。
日本の楽器店で見た3本はネックポケットの部分で左右に隙間が結構開いていて、『う〜ん??ここはビシっとして欲しい所だなぁ』と思った。
オレのベースは大丈夫なのか!届くまでちと不安になったよ??
実際、本機も片側だけ少し隙間がある。う〜ん、これくらいは許容範囲かな〜?ごく僅かな隙間。
ところで、RoscoeとTobiasって似ていると思うんだけど何か関係あるのかな??師弟関係とか??
現在のGibson Tobias > Roscoe > MTD という感じでデザインがなんだかTobiasとMTDの中間みたいに感じるんだけど。。
ネックにパープルハートを使っているのも似ているね。
Tobiasのベースのデザインが好きなのでこのベースもなんだか気になってしまって、、入手。実は一度もRoscoeベースを触った事なかったんだが。。楽器屋行くの面倒だったし。。
ボルトオンなんだけど、それを感じさせない鳴り方はしている。まだ組んでから時間経ってないのでこれから弾き込めばもっと鳴りそうな予感。
実は、、MTDがすっごく欲しかったんだがあまりの高額で全く買える気がしなくてがっくりしていたら、Tobiasに似た雰囲気のRoscoeを見つけて
このビルダー物にかけよう!と。。。いあ、とてもいいみたいよ?
このモデル専用のセミハードケースにピっちりと納まり、ケースの中にはこのベースの仕様が記載された手紙とロスコー氏直筆のサイン!
『ハロ〜! オイラのベースを買ってくれてありがとぉ〜 』から始まるお手紙。
シリアルナンバー、使用材の説明、コントロール回路の説明、などなど。
あとレンチが3本。中途半端なサイズのは何に使うのかな?もしかしてネックのボルト用か。
ネックなんだが、これは、、ModulusのQuantum5のネックの握りにとても似ている。薄〜いCシェイプ。Modulusもボリュートが無いね。グラファイトだから。
弦高は1弦12Fで、、これは、、1ミリちょっとかな?凄い低いんだが。。ちゃんと鳴っている。ネックはすご〜く僅かに順反り設定。
弦高低いのとボディの形かな?とても弾きやすいぞ。薄いCシェイプネックもModulusから持ち替えても違和感無し。すごく似ている。Tobiasから持ち替えても薄いネックの雰囲気は似ている。
材の組み合わせの妙なのか、音が個性的である。これはちょっと面白い。ミッドをフルにしてトレブルを上げていくとスティングレイに似た音になる。
ミッドをプルすると周波数帯が変わるのでかなり幅広い音作りができる。トレブルもベースも良い感じで良く効く。
フレットは日本の楽器店にあった3本はかなりのジャンボフレットがついていたが、本機は細いフレットを打ってある。
おっと!HP書いてるよりベース弄くり回してこないと。。

Jun.19.2015
本機の固い音は所有しているどのベースに似ているのか??Modulus4本、Tobias2本と比べてみた。
いちばん似ているのはModulus Quantum5 BlackStoneだった。ピチカートだとすごく似ている。固くてアタックもカチカチ。
しかし、ピックアップもプリアンプもEMGなんだけどな。この固いアタック感がどうしてバルトリーニPU&プリの本機と似た音なのか??
BlackStoneと同じなのはボディバックがアルダーと言う所だけかな?どっちもアルダーっぽい音はそれほどしていない気が。。。
どうもボディトップのパープルハートの固さとネックの固さからこの音色が基本になってるのかな?
バルトリーニ搭載なのにEMG & グラファイトネックのModulusとそっくりな音色とは、、どんだけ固いんだよ!
しかし、スラップをするともっとびっくり! 本機の方が低音出ていない・・・。
プリアンプでベースをブーストしないと低音少なめの固い音。
デカいアンプでそれなりの音量を出せばイケそうではある。ラインの音とか小さいモニターアンプでは内蔵プリで補正しないと低音が寂しい。
アンプシュミレーターで弾くと低音もそんなに気にならない。イケる。

ストラップピンをシャーラーロックピンに変更。さすがドイツ製、とても良い。

Jun.24.2015
Roscoe Guitarの2008年の工房作業の動画を見ていたらボディトップのカーブの削り出しを3つ同時に手動で行っていた。
ボディ3つを横に並べて真ん中のボディを職人が手でドリルを操作してカーブを削っていくんだが、両サイドのボディも同時にドリルで削られるようになっていて
この時期の同型モデルは3本ごとに全く同じボディトップのカーブになっていると思われる。最終仕上げの紙ヤスリ手作業でまた少し変わるのかな?
しかし凄い技だな。型をなぞって両サイドの2つのボディを削るなら解るが、真ん中のも目見当で削っている。ミスったら3個分のボディが台無しになる可能性も。
ちょうど1年経過した2009年の作業動画ではコンピューター制御のドリルがボディトップをゆ〜っくり削り出している。
ボディバックのキャビティはまたしても職人が手動で削っていた。ガイドの線が引いてあるのだろうけど凄い技だな。

Aug.27.2015
私は6畳くらいの防音室の中で寝ているのだが、そこにほとんどの楽器を入れてあって、寝ている頭の方の壁にはRoscorとPRSを吊るしてあって、
枕元にはModulusQ5を2本、などなど。
今年の夏は暑かった。。そして寝ているスタジオ内はエアコン入れると寒くて寝ていられない。。
エアコン切って寝ていたんだが、やはり暑くて目が覚める。汗だくである。。
で、除湿入れて涼しくなったら寝る、、の繰り返しだったのだが、ある日、Roscoeを触ったら音がビビっている、、解放弦なのに、、。
あらら?と思ってネックハンガーからおろして弾いてみると、、全部の弦が解放でビビっている。ネック逆反りになっていた!
一気にストレスメーターがぶっちぎり!ヤバイよヤバイよ!
まず、レンチでロッドを緩めよう。とりあえず半周分。びびりも3弦解放時だけになった。あとは、、部屋を閉め切って除湿で放置。
他のベースも確認!Modulusはグラファイトネックなので当然、なんともない。Tobiasが1フレット押さえるとすこしバズがでている。これはロッドはそのままにして除湿でなんとかなるな。
寒いので部屋から出て出かけよう。
7時間後くらいに帰宅。スタジオ内はすっかり除湿されてさサラサラだ。
RoscoeとTobias、どっちもネックは正常に戻った。
まぁ、Roscoeは日本の夏は初だから湿気を吸ってしまうのはある程度仕方ない。Tobiasは20年以上日本にあったので安定はしている。
木のネックのベースのネック反りはストレスになるな〜。ハゲるぜ!
まぁ、直ってよかった。
寝ている間にベースちゃんがオヤジ汁を吸わないようにこまめに除湿だな!

 

 

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