サウンドハウス

* 売れました*

Bich 6 1984 U.S.A.made

ボディ:KOA(多分)
ネック:KOA(多分)
指板:ハカランダ?
ナット:ボーン
ペグ:グローバー
ブリッジ:ケーラー
フロントピックアップ:EMG81
リアピックアップ:EMG81
コントロール:2V、1T
インレイ:クラウド/白蝶貝

塗装:????

製造日:july12 1984

このギターの音は以下で試聴できます。
西川俊介『かけがえの無いもの』 ディストーションバッキング
   
Bich 6 。よく見るとちょっと違和感が、、、。
見た感じ大きなキズは無し。しかし、、、。
ケーラートレモロ。コントロールの並びが変。
ツノ部分もキズは無く奇麗。キャビティのプレートはアルミ製。
10弦Bichと同じの突起有りの太いロゴ。
ペグ寄りの変な場所に一列に刻印されたシリアル。
EMG81。白い所が見える。
EMG81とケーラー。
ピックで擦ってみたら元の色はパールホワイトと判明。
ゴム足&カットも無し。



July.1.2004:フロリダから来ました。発注してから6日で到着。製造日は july12 1984らしい。
ネックのコンディションも良く、出音もEMGなのでノイズ無し。
ちょっとプリっとしたトーン。しかし、ボディが塗りつぶしの為、材が解らない。重量はKOAのBich10と比べると、少し重い感じ。いや、微妙だな。
トラスロッド部分を見てみると茶色っぽく見える。コアネックか?と言う事はボディもコアか?
ピックアップが違うので何とも言えませんが、同じアンプセッティングで、Bich10とMockingbirdの2本と弾き比べしてみました。
Mockingbirdはオールメイプルなので、プリプリ感のある硬いサウンドで、このBich6とは明らかに違う。
Bich10とちょっと似てる音。音は軽めで、シャキっとした感じ。コアかな?
さらに、このギター、元々はフルエレクトロニクスの物から回路を外して穴埋めし、赤くペイントしてあるんですよ。
で、謎なのはオリジナルカラーが何なのか?どうもナチュラルではなく、Mockingbirdと同じパールホワイトだったみたい。
塗装がハゲて居る所や、ロッド部分にパールホワイトが残っている。
B.C.Richの場合、材が何だろうが色塗っちゃうのかな?その当時の流行とかで。
Mockingbirdもライン有りのメイプルで、表面から見るとウイングはバーズアイでは?と思われる木目が見えます。それなのにパールホワイト仕上げ。
このBich6もおそらくオールコアなのにパールホワイト仕上げ。訳が解らない。
B.C.Richのカラーのセンスに関しては、イナたいというか、なんと言うか、コアボディのギターを青系のサンバーストにしたり、
シースルーレッドにしてみたり、と、木目や材の色を考えると意味不明な物がわりと存在してます。
ひょっとしてマホガニーか?でも音が違うと思うし、マホガニーのBichの方が珍しいのでは?まぁ、多分コアだな、コレ。
そういえばこのギター、ゴム足がありません。Bich6はゴム足は無いのかな?
いずれ塗装をなんとかしたいです。どうにもいい加減な塗装で、ネックとかはツルツルになってるんですが、ツノの内側とかはちょっとザラザラしてたりします。
パールホワイトの上に塗ってあるメタリックレッド部分だけ剥がせないのかな?
でも剥がすと今度は穴埋めの後が出てくるな。ミニスイッチとツマミを買ってとりあえず見た目を先に直すかな?
まぁ、このままでも使えるし、ノイズも無くてEMGのままでいいかも。

July.3.2004:このギターを30分くらい弾いているとペンキの臭いで気分が悪くなってきます。困った。
座って弾いているとだんだん重く感じてくるのは何故だ?弾いてると体が弱ってくるのか??
塗装をやり直しでリペアに出すと高いだろうなぁ。そうなると、スイッチ類を外した穴埋め痕が出てくるしなぁ。困った。
とりあえず臭いがしなくなるのを待つしかないのかな?
コントロールキャビティを開けて、カッターで少し削って見た所、茶色い木が見えてきました。
これはかなりの確率でコアですね。と、言う事は、やはりオールコア説が濃厚になってきました。

Aug.14.2004 : やっとペンキ臭くなくなってきた。塗装がダメな所以外は、気に入ってます。
ネックを握った感じも良い。何より他のB.C.Richギターと比べてバランスが良く弾きやすい。
最近よくこのギターを弾いていて、あちこちコツコツぶつけてしまっていますが、その度に表面のメタリックレッドがハゲて下のパールホワイトが出て来てます。
塗装もこのままで良い様な気がしてきました。アメ車みたいなコテコテのメタリックレッドも気に入ってきました。
回路を元に戻そうと思っていまいしたが、ピックアップもEMGのまま使った方が実用的というか、使いやすい。このギターはこのままにして使おう。
最近、アンプをVOXからベリンガーのVampireに買い替えて、このギターで音を創っていますが、ピックアップの反応も良く、使いやすい。
Dimarzioのピックアップより大人しい音で、ノイズも少なくていい感じ。
ケーラートレモロも、珍しくチューニングが安定している。
しかし、ちょっと重いな。ケーラーが見た目以上に重いのとボディも少しデカいのが原因か?まぁ、気に入ってます。このままこのまま。

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