サウンドハウス

 

*売れました。。。 *

Spector NS4CRFM

ボディ:キルテッドメイプル単板

ネック:メイプル3ピース
指板:ローズウッド
ナット:ブラス
ペグ:シャーラー M4
ブリッジ:Spector
FrontP.U:EMG P
RearP.U.:EMG J

コントロール:2Vトレブル、ベース
TonePumpプリアンプ

塗装:ポリウレタン?
インレイ: 白蝶貝

2003年製造???

Cシェイプネック カラー:UltraAmber チェコ製  

いい感じのキルテッドメイプル。チェコ製。
キルテッドメイプル単版ボディ 。ネック内部はカーボンファイバーの板?で補強 されている。
UltraAmberというカラー 。ちょっと濃くないかい??
メイプル単版ボディなので裏側もキルト
EMG PJ 。 Pピックアップはプレシジョンベースとは逆の配置。
テカテカしたSpectorオリジナルブリッジ。オクターブ調整や弦高調整がやりにくそうだ。
ローズウッド指板の材も目が詰まっていて良さそう。
何とも言えない丸いアッパーホーンとシャーラーロックピン
12フレットのポジションマークだけアバロンのライン入り
丸いヘッドと鋳造のブラスナット。ブラス削り出しに変更したい。
シャーラーM4ペグが最初から着いているのは有り難い。シャーラー大好きです。
ツノも後ろに反り返っている
丸く反ったボディシェイプはネッド・スタインバーガー氏のデザイン

 

 


2015年1月:
いか〜ん!今度はベースを衝動買いしちゃったよ。
スペクターEuroのNS4CRFM チェコ製 2003年製かな?  型番が LXになってボディバックがアルダーになるのが2004年から。
ブリッジは丸っぽいデザインで光沢アリ。小さいのかな?
Aguilar OBP-1搭載モデルが2002年の1年間だけ?という事らしいのでTonePumpプリアンプ内蔵の本機は2003年モデルではないかと。。確証は無いが。。
Spectorロゴ入り角型ハードケース付属。邪魔だ。。。
2003年頃の製造だとすると本機はピカピカでコンディションも最高レベルかも。

どうして今までこのベースを購入しなかったのか?自分でも謎です。一度だけ知り合いのヘヴィメタルバンドの人が持っていたNS2を弾いた事があるくらい。
5弦ベースを使うようになった頃から4弦ベースにはあまりソソらなくなっていたが、独特のボディデザインを持つこのベースは気にはなっていた。
昔TVで放送されたアメリカンギターズという番組のビデオを観ていたらスタインバーガー氏がスペクターベースを手にもって「最初にデザインしたベースがこれ」と言っていた。
スペクターベースのNSって型番はネッド・スタインバーガー氏のイニシャルなのだな!ちょっとソソるな。
グラファイト大好きな私としてはスタインバーガーベースか!とも思ったが、何しろ高額で中古もあまり出てこないし、、とりあえず高すぎて買えないなと。。
そこでスペクターのNSの4弦チェコ製ならボディデザインは USモデルと同じになってるし、いいかもしれない と思い、ネットで検索開始!
サウンドデモなども YouTubeでいくつか見てみた。
5弦ベースは普通の音色だな〜。しかもなんかヘッドが先細りで全体のデザインも NS2よりはインパクトが弱いな。。
チェコ製NS4はTonePumpプリアンプのデモ演奏しか聴けなかったが、5弦モデルよりだいぶ個性的な音色だ。
病気してて数年間ベース弾いていなかったし、練習用には4弦でいいかもしれない!という事でチェコ製の4弦を探し始めると
すぐに数本を発見。新品定価だと30万半ばなのか!高いじゃないか!
中古でオッケーじゃ〜!
あれ?あまり本数がヒットしないですな。。
2004年以降の チェコ製ボディはバックがアルダー張り合わせという事で、できればメイプル単板の年代のがいいなぁ。。あ、あった!
カラーは、、、オレンジシースルー???UltraAmberっていう名前らしい。予想よりちょっと高いなぁ・・・しかしメイプル単版ボディか。。。
という訳でポチっと。
ネックがド真っ直ぐに調整されていてバズがでまくりでこのままでは使えない。
トラスロッドを緩めてしばらく様子見。最新のチェコモデルのスペックを見るとダブルアクショントラスロッドと表記されている。
このベースも順反り方向にも調整できるのかな?いつのモデルからダブルアクショントラスロッドになったのか分からない。

弾き心地
ボディが小さい。ストラップして立って弾くと右ひじが置けないぞ。。なんだか弾いていて落ち着かない。そうだった。この感触があったから買わなかったんだ。
慣れればなんとかなるだろう。
小さい割に重さはあるな。ネックは、、もっと太くてもいいんだけど、、ずっと5弦メインで触ってきたから久々に4弦ネックだと細く感じる。
やっぱネックは細いんじゃないかな?
Tobiasも小さめボディだが鳴りはとてもいい。このベースも生鳴りはなかなかいい感じ。

USモデルとの違いは、、、
まぁ、材のグレードかな。あとプリアンプ違うね。USはナットもブリッジも鋳物ではなくソリッドブラス削り出し。これ音にだいぶ影響しそう。
その他の仕様はだいたい一緒みたいだな。NS4に関しては木部のデザインはまったく一緒っぽいな。ネックの付け根の処理が USはヒールレスカットになってるかな。
チェコ製の造りはとても奇麗に出来ていて良いと思う。

音は、
他のプリアンプ内蔵モデルの音が解らないので比較できないが、TobiasとModulusとで音の比較をしてみたけど、
どっちも PJピックアップじゃなので全然違う音なんだな。。。この個体だと TobiasにもModulusにも生鳴りも手応えも全く及ばない。。。
やはりナットを削り出しに、ブリッジをHipShot Aタイプあたりにしないと鳴りの向上は難しいかな。
仕方ないので本機単体で考える事に。まずはアメリカンな人々の様にプリアンプをフル10にしてみた。
低音はまったりして程よい太さ。しかし高音はなんだかイヤな音域が強調されたので少し削った方が良いかもしれない。
ピックアップ両方10でベース10、トレブル3くらい?これが小さいアンプだといい感じかも。

ネックのセッティング決まってくれないと使えないし、これから時間かけて観察していこうと思う。
すっかりウデがなまったのでこのベースをいじくりながらプレイのリハビリをしようと思う。


2015.2.5
ネック調整第一段階終了。とりあえず1弦12フレット上で2ミリ切るところまで下げられた。
バズもギリギリ許容範囲かな。12F以上は強く弾くとバズが出る。。のでハイポジションは弾かない方向で。。目立つのは1弦だけだし。
弱く弾くとバズ出ないので、もしかしたら弦が古いからかもしれない。弦のねじれがとれていないとか。

購入時からな〜んかフレット音痴??って思ってオクターブチェックしたらすっごいずれていた。。マジか。。
1弦以外は直った。1弦はまだ微妙に音程が低いがこれ以上ネック側にコマを移動できない。。
ブリッジ交換はボディ加工もあるだろし金かかりそうだから真鍮プレートを入手してコマのイモネジが乗っかるように改造するかな。
それにしてもこのブリッジ、、嫌いだ。。すでに1弦はサイドからのイモネジがギリギリでオクターブ調整を完全にしたらイモネジで横から止められない可能性大。
止められなくても使えればいいけど、調整もやりにくいしメンテナンス性は最悪だと思う。最近のUSA製のブリッジはコマ前後させるネジ着いてるみたいだね。
微妙に弦高を調整したいのに前後の対角線状に配置された高さ調整ネジがカクっとなってせっかくの高さ微調整も台無し。。ついでにオクターブもやり直すハメに。
ネックが安定してオクターブ調整、弦高調整が一通り終わるまでは我慢かな。
USAモデルでは最初からHipShotのAタイプブリッジが着いているのもあるのか。オーダーなのかな。
HipShotブリッジが最初からついていたらどんなに良かったか。。。

この反り返ったボディ、なかなかいいですな。見た目も高級感あるし、抱えてもストラップでもしっくりくる。
ボディは小さめではあるが、幅が短いだけで長さは割とある。Tobiasの方が全体的には小さいかも。
ストラップ時のバランスもとくにヘッド落ちもないし、良いのではないかな。
ごく初期のNSベースはヘッド落ちを防ぐためにボディ裏のブリッジ後方に錘りが仕込んであったとスタインバーガー氏が言っていた。
『ヘッド落ちを気にするならヘッド無しにすれば良いのでは?』という発想からあのスタインバーガーベースが誕生する訳ですな。すごいぜ。

ネック幅は細めだが厚みはそこそこあるな。個人的にはかまぼこ握ってるくらいの太さでもいいけど。

2015.2.7
近所のリハスタに用事あったのでこのベース持っていってアンプで爆音チェックしてみた。
なるほどぉ〜!これがTonePumpの音ね。おっけオッケー。
太いね〜。まぁそれでもベース10でいいか。トレブルも10でも、、、も、、、いあ、少し下げよう。
オールメイプルってのも関係してるのだろうか、、、ゴリゴリした低音だ。スラップだとゴリゴリゴゴゴベキっ!みたいな。上品な音色は、、出ない。
指弾きでもしっかりと輪郭のある低音で主張がある音色なんだな。
AguilarOPB-1搭載のヤツはどんな音なんだろうか。。聴いてみたい。 OBP-1プリアンプ1万5千円くらいか。。う〜む。TonePumpとは次元が違うくらい凄い音ならAguilar買ってもいいんだが。。

このベースの丸くなったボディにも慣れてきてスラップも最初に弾きにくいと感じたほどではなくなった。まぁ、ボディと弦の間が広くて弾きにくいんだけどね。
スペクターのユーザーってヘヴィメタルとかロック系が圧倒的に多いのかね?海外プロはだいたいロック系っぽいね。ジューダスプリーストのイアン・ヒル氏とか。

2015.3.1
オクターブチェックが合わなかった原因がまさかの、、、弦だった。。マジか!どんな粗悪品なんだよ!
いつものダダリオに張り替えたらすっきりとオクターブ調整が終了。ブリッジのベースプレート内で収まっている。まぁ、1弦はあまり余裕ないんだが。。
そして、変なバズも消えた。やはり弦のねじれとかいろいろあったんだな。
それにしてもこのブリッジ、なんとかならなかったのか。。これもスタインバーガー氏のデザインなんだろうな。横からブリッジ駒をまとめて固定。
確かにパーツをシンプルにした方が弦の振動には良いのかも知れないが、弦高とオクターブ調整の両方ともやりにくい。
ブリッジ以外は気に入っている。シャーラーペグの安定したチューニング感とかEMGピックアップとか。
PJ配列は好きなんだよな。固太い音色。

2015.3.9
最初は弾きにくいと思ったがだんだん慣れてきた。スラップも慣れれば問題ない。
ネックはやや厚みのあるCシェイプだが、幅は細めかな。CシェイプとDシェイプの中間っぽいかな。
他のEMG内蔵のベースと比べても出力がとても大きい。でかすぎ。これが原因で奇麗な音が出ないのか?
トーンコントロール2個ともゼロにすると多少音は小さくなるがトーンもヌケが悪く丸くなる。
もしかしてEMGってピックアップの本体にプリアンプ部分があるんだったかな?プリアンプが2重になってるから音がでかいのかな?
以前所有していた ModulusもEMGピックアップとバルトリーニXTCTプリアンプになっていて出力が大きかった。
思い出すとこのベースと音色は似ていたかも。押しの強いロックな音色で奇麗なスラップ音は出なかった。。。
個性的な音色で好みは分かれそう。コテコテなアクティブ音色。
かなりいい線いってるんだが、微妙〜に惜しい感じがするチェコ製Spector。とは言ってもU.S.A.製はチェコ製の2倍の価格だし買う気が全く起こらない。
ナットをブラス削り出しにすればかなり良くなるとは思うんだけど、リペアに出すのが面倒だ。なのでこのまま使うぜ!

Aug.25.2015
丸く反り返ったボディ等、色々気に入っていたのだが、5弦ベースが欲しいので売却しました。
Spector Euro LX5でも買おうと思っていた所に悩ましいアレを発見!悩みながら余計な物を買いつつ、さらにアレをもゲット。。


 

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