サウンドハウス

* Not for sale!! *

Tobias Classic5  1996〜1997年??
ボディ:キルテッドメイプル
ウエンジ
ウォルナット
ネック:フレイムメイプル
パープルハート
指板:パーフェロー
ナット:ボーン=>ブラスに変更
ペグ:グローバー
ブリッジ:Willkinson ?

FrontP.U:バルトリーニ

RearP.U.:バルトリーニ
コントロール:XTCT+ Midコントロール
塗装:ポリウレタン(再塗装)
インレイ:無し

ネックシェイプ:薄い非対称シェイプ

このベースの音は以下で試聴できます。
西川俊介『かけがえの無いもの』 音楽配信版で試聴できます。
   


ナチュラルにしてみた。断然こっちの方が良いでしょ。同じベースとは思えない程、変身!
大きめのキルト模様。
ポリウレタン系塗料で塗って、ツヤ消し風に磨いてある。手触りもとても良い。
ヒールレスカット
ネックのトラもちゃんと見える。
1V、バランサー、 ベース、ミッド、トレブル、プリアンプOn/Offスイッチ。PUキャビティにも銅テープでシールドした。
1〜4弦までスパーゼルに変更。良くなかったので後にグローバーに変更した。
シャーラーにしたかったが入手できなかったのでグローバー。写真はスパーゼル。
ネック中央からナット部分に向かってパーフェロー指板が厚くなっている。
割と厚いウエンジのトーンプレート。

ブラスナットに変更。
 
 


Aug.2007

カラーが何故かシースルーダークブラウンで、ラッカー仕上げとなっている。
ネックはやや幅があるが薄くて弾きやすい。
さっそく録音に使ってみたが、ラインの音だけでも充分に太くて甘いトーンだった。
Modulusの様な「押し」は無く、素直な音。
色がちょっとなぁ。。。ニトロセルロースラッカーもクラック入りまくりで、貫禄はあるけど、個人的には
古びた感じはあまり好みでは無いので、剥離してナチュラルでクリアラッカー仕上げにする事にして、
只今、リペアに出している。
シリアルは56XXなので、多分、Gibsonナッシュビル工場の96年製?。
弦を外したら5弦のペグが壊れた。。。
スパーゼルのペグに替えようかな。。。

Jul.13.2008
全塗装からやっと戻って来た。回路が復帰できず、さっそく半田作業!なんとか直った。
ペグが1個壊れたので1〜4弦はスパーゼルに。しかし、スパーゼルのフィーリングはあまり好きじゃないなぁ。まぁ、いいか。
塗装はポリウレタン系で、厚めに塗ってからひたすら磨き作業をして、ツヤ消しのナチュラル仕上げになった。
手に伝わる感触はとても良い!生音の鳴りも良好。
実際の出音は、、、太すぎ!
まったりとした低音がメインというか、どうしてこんなにまったりと太い音なのか??
材構成はTobiasの資料によると、オーソドックスな音な筈なんだけどな。
プリアンプオフでも太い音。謎。。
デカいアンプでは試してないけど、ウチのGKで試奏しても太くてまったり。。。
これは録音用かな??

Jul.22.2008

全塗装を行い長期間パーツを全部外していた為、馴らし弾きを行いながらセッティングを詰めている。
と、音がブブブッと小さくなって、音が出なくなった。またかよ!
キャビティの内部を確認すると、1本黒い配線が外れている。どこに付いてたのかな?アースに落ちている線なので、
その始まりを探す。発見!セレクタから外れたのだね。皮膜を剥いて、さっそく半田こてを暖めて結線。あれ?溶けないね〜。
塗装を頼んでいた友人が回路を復元する時にクライオ半田を使ってくれたんだけど、ウチの半田こてだとあまり高温にならないのでなかなか溶けないんだよな。。
やっと溶けて結線完了!キャビティの蓋を閉めて試奏再開。また音が出ない。今度はどこだ??
また蓋を空けて弾きながら結線を確認。今度はジャックからの配線を触ると音が出たりする。はぁ〜。面倒だなぁ。ジャックを外してみる。
半田部分にシュリンクチューブをつけてあるので、3本のうち、どれがダメなのか解らず、とりあえず2本分のチューブを切ってみる。
ちゃんと着いてるね。でも1本を触ると音が出たり出なかったり。以前、B.C.RichのBich10でも似た様な症状が出た事がある。
とりあえず、接触が悪くなっている(?)配線を曲げたりして馴染ませてみる。音は出る様になった。
再度、蓋を閉めようと配線全体を押すと、また音が出なくなる。もう配線全体がダメになりかかっているのか?古いバルトリーニの回路の
配線自体が細すぎるので、半田外れも多くイライラする。こうなると何処が不具合箇所なのか解らないのでとりあえず音が出るカタチに配線全体を
押さえたまま蓋を閉めた。今の所、音は出てるがこれではライブでは使えないなぁ。まぁ、ライブやらないけどな。
プリアンプ、載せ替えたいなぁ。。一応、オリジナルで付いているバルトリーニは型番は一般的なモノと同じだが、Tobias用にカスタマイズされていると
どこかで読んだ記憶があるけど、、、この配線のショボさはダメですなぁ。Modulusの20thアニバーサリ−にもNTMBが付いてて配線はゴチャゴチャしてるが、
こちらは新しいので配線も少し太くなっている。
この際、プリアンプをAguilarのOBP3に載せ替えるか??
今付いているTCTとミッドブースターはあまり好きじゃないんだよな。。TCTのノイズがちょっとな。。。
ブリッジはHipshotかと思っていたが、これはWillkinsonかも。
ボールエンドを引っ掛ける所とかHipshotに似てるけどな、、解らん。Tobiasは大体Willkinsonブリッジ着いてるしな。
まぁ、ブリッジは気に入ってる。塗装の感じがなんだかショボく感じるけどね。
スパーゼルペグはやはり好きになれないな。。いつかシャーラーに替えたいが高いんだよな。しかもなかなか売ってない。 Hipshotのオープンギアタイプにしようかな?
全塗装をした時に、修復できる打ち傷を修復したので、奇麗になった。白い木肌のメイプルの導管に黒い塗料が多少残ったが、まぁ、問題ないね。
ポリウレタン系塗料を厚く塗ってから機械で粗磨きをした後に、サンドペーパーで手磨き。これが功を奏して、非常に触り心地が良いんだよね。
うまく説明できないが、マット仕上げがややテカった感じ?つい触りたくなる手触りなんだよね。
ネックもやっと安定してきたので、そろそろ弦を替えるかな?またネック微調整しなければならないけどね。

Jan.29.2015
久々に弾いてみたがすばらしい鳴りだ。手応えが気持ちいい。相変わらず音が激太いんだが、、、配線間違ってるのかな??
ヌケは悪くない。単に低音がまったり激太い。プリアンプオフにしても基本キャラは変わらない。リアピックアップだけにしても固太いのでこれで合ってるのかな。
ネックも安定している。ペグはグローバーに変更。

Mar.1.2015
1〜3弦の弦高を下げてみた。凄く低くしてみたが、、バズは出ない。すごいな。 4〜5弦は振動が大きいのでそこそこの高さにしてある。
それにしても、この低さは、、、1ミリちょっとしか無いかな?もう小さくて計れないというか目盛りが見えない。。目がぁぁぁ。
ネックの薄さにも改めてびっくりだな。
音も相変わらずの激太というか、まったりした低音。高音域は抜ける。謎だ。この音の太さはスペクターベースでベース10にしてるのとあまり変わらないくらい太い。
アンプシュミレーターにつないでヘッドフォンで弾いていると、音がブチブチっと、、お? 出なくなった。。。シールドを挿し直すと出る。電池切れかな。
フロントピックアップの結線が怪しいところがあるので半田をやり直すついでに電池交換するかな。
Tobiasはもう1本欲しくなるなぁ。

May.31.2015
アウトプットジャックが緩んでいたのでしっかり締めてみた。とりあえず音は出るがまだ少し配線が悪いのかな??
2003年からGibson/Tobiasの製造工場はナッシュビルからアーカンソー州コンウェイに。 Gibsonの工場があるのか、又は他メーカーの工場に製造を委託してるのか。。
多分この頃からTobiasベースはオーダーメイドとファクトリーリミテッドランでしか生産されていない様子でGibsonのやる気の無さが腹立たしい。
まぁ、製造コストも手間も相当かかりそうだし商売としてはギターほどの数は売れないだろうしで、、大変なんだろうけどTobiasベースのあのカタチが独特の鳴りを出していると思うので
非常にもったいない。凄くいいんだけどな〜。
最近安価でみかけるエピフォンTobiasベースは価格をみると中国製? 楽器屋に行く時に見てこようかな。絶対に買わないけど。

June.19.2015.
ストラップピンをシャーラーロックピンに変更。
実に気持ち良い鳴りをしてくれるベース。素晴らしい。所有している木のネックのベースの中ではダントツの響き。気持ちいい。
フロントピックアップからの配線がちゃんとくっついていないのか、時々調子悪い。半田付け直そうかな。面倒なんだよな〜。。
フロントがちゃんと出ていると太くてマッタリとした音色。リアでも太いな。

Jul.23.2015
Gibson傘下になってからのTobiasBassのシリアル年表が見たい。。。93年で3000番台後半までだったと思うんだが、それ以降の詳細が解らない。
現在GibsonTobiasBassはファクトリーリミテッドランとなっている様子でレギュラーでは製造されていない。
最近このベースをよく触っているがとても良い!ナッシュビル工場にはオリジナルのTobiasスタッフは一人もいないんだが、
Tobias氏に対する尊敬というか、何か気持ちがこもって製造されているように感じる出来映えです。すごく気持ちのいい鳴りです。
バーバンク時代の物はModel-Tしか持っていないのでいつかは本家TobiasBassが欲しい!
Model-Tはペデュラで制作されてバーバンクで最終調整で出荷となったが純血じゃないもんなぁ。とても良い個体なんだが。

何度弾いてもネックも薄くて弾きやすい。鳴りも気持ちいい。
Modulusのスルーネックと変わらないくらいネックが薄い。この薄さに慣れてしまうと他のベースは弾きにくいというか、若干の違和感が、、。
やはりパープルハートの固さがネックの薄さに貢献しているのかな?おなじパープルハートをネックに使用しているRoscoeもネックは同じくらい薄い。

配線不良があいかわらず100%改善されていないが、ジャック周りが少し変なのかな??挿し直すとちゃんと音が出る。半田やり直すかな。。。
出音の太い感じはやはりウォールナットバックの音かな?輪郭は指板のパープルハートとトーンプレートのウエンジか。
所有しているRoscoeSKB3005と対極な音だな。Roscoeはネックが鳴っている感じが強く、ボディトップも固いパープルハートなのと
ボディも小さ目なので鳴っている感じがあまりしない。ネックが固い感じはする。
対してこのTobiasClassicは同じようにボディ小さめだが良く鳴っている。もう手応えが全然違うな。
スルーネックとボルトオンの差も当然あるだろうが、この手応えの差は大きいかも。
やっぱりスルーネックの鳴り方が好きなんだな。木のネックだと神経使うけどね。

Mar.17.2016
去年の秋に配線をリペアしてもらって完璧になった。ついでに劣化していたボリュームとバランサーを交換した。あとジャックも。
絶好調だったが、所有しているバーバンク期のクラシックとModel-Tがブラスナットの為、このベースもブラスナットにしてもらう為に
いつもの工房に持ち込み。
だいぶ混んでいるようで、仕上がりは早くても2週間後。。。エー  、、、離れるのは寂しいっす。。
まぁ、仕方ないな。
ブラスナットに変更すると音がだいぶ変わるんだが、所有しているベースの多くはブラスナットにしてあるんだよね。
前に弦高をギリギリまで下げたんだがベースらしい『バイーーーン』っていう感じが無くなったので弦高をあげてみた。
低くすると左手は楽にはなるが、音がベチベチいって伸びないし好きになれないな。
ネックももう少し順反りでもいいかな〜?ちょーっと真っ直ぐ寄りなんだよな。
戻ってきたらもう一度考えよう。

Jun.22.2016
ブラスナット変更。
弦高を1〜3弦、やや上げ設定。
トラスロッドも少し緩めて微妙な順反りに。
大分いい感じになったな。ベチベチ言わなくなった。




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